日本人ならではのキメ細やかな心配りが、国内のみならず世界中のセレブも虜にしている「おもてなし」。ここでは、すぐに体験できる一流のおもてなしと、サービスのバックボーンについてご紹介します。
コンテンツマーケティングを戦略的に行い、クライアントの課題解決・集客支援を実現してきたZenken。
今回はZenkenの富裕層メディア調査チームが、富裕層のビジネスやライフスタイルについて調査。出版を軸に富裕層向けサービスを展開するサンライズパブリッシング株式会社取材協力のもと、記事を作成しています。
サービスクオリティの高さに定評のあるホテル、ザ・リッツ・カールトン。リッツ・カールトンには「ゴールドスタンダード」という企業理念があり、すべての従業員はこれが記載されたクレド・カードを胸元に常備しています。
リッツ・カールトンのクレド(信条)とは、1人1人のお客様に対し、心のこもったおもてなしと快適さを提供すること。すべての従業員がこのクレドに沿ってサービスを提供できるよう、毎シフト前には必ずゴールドスタンダードの読み合わせを行うのが決まりです。これは世界中のリッツ・カールトンで行われていることであり、その際に記念日や特別なサービスを必要とするお客様情報もシェアします。
リッツ・カールトンのおもてなしは、決められたサービスのみを提供するにとどまりません。すべてのスタッフが主体的に考え、お客様のために行動できるよう、各スタッフに決済を通さず使える2,000ドル/日が与えられています。1ドル100円と計算して、日本円で約20万円をお客様のために使用することが許されているのです。スタッフ独自の発想力を高め、それをサポートしていく仕組み作りも、リッツ・カールトンのおもてなし力を底上げしていると言えるでしょう。
プライベートバンクとは、資産が一定以上の富裕層に向けた金融機関のサービス。日系のメガバンク・大手証券会社はもちろん、UBS・クレディスイスといった外資系金融機関でもプライベートバンクを有しています。プライベートバンクで提供されるのは、銀行・証券・保険・信託・不動産といったさまざまな金融商品。これらを顧客に合わせてオーダーメイドで提案したり、資産管理の方法をアドバイスするなど、富裕層にとってのコンシェルジュのような役割を果たしているのです。
プライベートバンクでは、顧客担当スタッフのほかに税理士・公認会計士・弁護士といった専門家が在籍しており、それぞれの視点を踏まえた提案を受けられるのがメリット。資産承継・事業承継・税務対策といった富裕層ならではの課題に対しても、さまざまな専門家がチームを組んで解決にあたってくれます。また、プライベートバンクによっては一般的な銀行・証券会社で取り扱っていないようなヘッジファンドを購入できるなど、特別なおもてなしが期待できることもあるのです。
また、プライベートバンクでは一度ついた顧客担当スタッフが簡単に変わることがありません。これは、「富裕層における相続対策・税務対策・自社株対策などは、長期的な目線で考える必要がある」という理由からです。一般的な銀行や証券会社の場合、1人の顧客と長く付き合うケースが少ないため、短期目線・担当者本位の提案になるケースが多いですが、プライベートバンクでは人生を見据えたサポートを受けることができます。
自由なライフスタイルを満喫しながらも、健康への意識を高く保っている富裕層も多いもの。そのような人たちに選ばれているのが、会員制健康管理医療サービスです。
東京駅直結のSBIメディックは、早期発見・早期治療を実現するためのトータルケアを提供している専門機関です。東証一部上場SBIホールディングスの運営するSBIメディックと、医療機関である東京国際クリニックが提携し、経営者などのエグゼクティブ層に向けた「予防」「治療」「エイジマネジメント」をワンストップで提供。その会員数は、約750名(※参照元:SBIメディック https://sbi-medic.tokyo/)となっています。
SBIメディックの入会金は、個人・法人ともに入会金が1口1,650,000円、年会費は550,000円。この費用を支払うことで、最高級の人間ドックである「総合人間ドック・スーパープレミアム」を受診することができます。人間ドックでは会員用のエグゼクティブエリアが用意されており、銀座や有楽町の街並みを楽しめる、高級ホテルのような空間で医師のカウンセリングを受けることが可能。遠方からお越しの場合は、「シャングリ・ラ ホテル東京」「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」といった一流ホテルに特別料金で宿泊することができます。
人間ドックは2日かけて行われ、CT・MRI・大腸3D-CT検査などの検査機器を駆使し、全身の状態をくまなくチェック。小さな異常も見逃さないよう精密な検査を心がけており、早期の予防や治療につなげています。
また、人間ドックに加えてエイジマネジメント・ドックを実施しているのも特徴のひとつです。人前に出ることの多い経営者は見た目を気にする人も多いですが、エイジマネジメント・ドックでは、体の内側・外側に起こる老化の兆候をいち早くキャッチ。提携の東京国際クリニックには形成外科も設置されているため、人間ドックを受けた流れでシワ・シミなどのケアを行うことも可能です。
東京の老舗デパートである大丸松坂屋百貨店には、外商顧客向けのサービスが存在します。この外商顧客になるためには、大丸松坂屋お得意様ゴールドカードというクレジットカードを作成することが前提。しかし、このカードは誰でも作れるワケではありません。招待制となっているため、カードを保有している知人や外商部などから招待を受けないと入会できないのです。この特別感からも、外商顧客を「最上級のお得意様」と位置づける大丸松坂屋の意識の高さが伝わってきます。
大丸松坂屋で外商顧客になると、専属の外商員と呼ばれる担当者が付きます。いわゆる専門のコンシェルジュで、希望の商品を伝えるだけですぐに現品を用意してくれるのです。わざわざ自身で購入する必要がなく、欲しい商品を好きなタイミングで購入できるこのサービスは、時間を有効活用したい多忙な経営者にも喜ばれています。
また、外商顧客には専用のメンバーズサロン「D’sラウンジ」が用意されています。このサロンは会員限定で、東京の街を一望できるラグジュアリーなラウンジで休憩を取ることができるのです。無料のドリンクサービス、Wi-Fi、フィッティングルーム、クロークサービスを自由に利用することができ、東京の一等地で優雅なひとときを過ごすことができます。
おもてなしにはさまざまな形がありますが、出版業界にも富裕層向けのサービスが存在します。それが、出版ブランディングというサービスです。
経営者や富裕層の中には、自身の経験や趣味、思想などを「本にして出版したい」と考えている方も少なくないと思います。しかし、「文章を書くスキルがない」「どうやって本を作ったらいいか分からない」という人が多いのもたしか。そういった方を1からサポートし、完全オーダーメイドで商業出版を実現するのが出版ブランディングです。
この出版ブランディングでは、本の企画・執筆・プロデュース・出版社の選定までフルサポートしているのが特徴。著者であるあなたは、ホテルのラウンジなどでインタビューや取材に答えるだけでOKなのです。もちろん、編集者・ライター・デザイナーも一流のプロフェッショナルをアサインするため、クオリティの高い書籍の完成が期待できます。こうしたサービスを選択肢のひとつに入れられるのも、富裕層ならではの醍醐味・楽しみと言えるのではないでしょうか。
【取材協力】サンライズパブリッシング株式会社
あなたの思考や、ノウハウ、これまで培ってきた経験を世の中にアウトプットしてセルフブランディングをする、世の中に価値を示して自分自身を高めることこそ一流になるべき方に必要な要素です。
出版ブランディングを通じて、あなたの記憶してきた鼓動を文字にし、生きた証として、名刺代わりとして、人生を豊かにする経験として、唯一無二の出版体験を味わってみませんか?