上質で高級なオーダーメイド商品とは

オーダーメイドとは、顧客からのオーダーに合わせて個別にあつらえる商品のこと。商品に対するこだわりをトコトン反映できるとあり、多くの富裕層から人気を集めているサービスです。ここでは数あるオーダーメイド商品の中から、より上質で質の高いサービスについてご紹介していきます。

スーツ

着る人の印象を左右する重要アイテム

会社経営者や資産家といった富裕層の人たちは、ビジネスや趣味などを通じて一流のコミュニティに参加するケースが多め。こういったコミュニティに参加する人はファッションに関してもこだわりを持っていることがあり、場にそぐわない恰好をしていくと、それだけで印象がダウンしてしまうこともあるのです。

一流のコミュニティで一流の相手と交流するのであれば、やはりスーツはオーダーメイドに限ります。今は既製品でも細かくサイズやフィット感を調整することができますが、それはあくまでも決められた号数やサイズの中だけのもの。１から製作するオーダーメイドスーツとは、やはり格が違います。スーツのフィット感を左右する肩幅・身幅・ウエスト・袖丈・裾丈・裾幅をその人の体型にピッタリと合わせ、もっとも美しく見えるように職人が丁寧に仕立て上げる、それがオーダーメイドスーツなのです。

自分の体型にピッタリ合っているということは、実は着ている人だけでなくスーツにも優しいものです。体にフィットしているため生地に負担がかかりにくく、しわやヨレにもなりにくいもの。長時間着用していても、いわゆるくたびれ感が見られないのです。

また、生地やデザインを自分好みにオーダーできるのも醍醐味のひとつ。より洗練された素材を選び、裏地・ポケット・袖・えりのデザインなどに個性を取り入れるなど、職人とのやり取りで世界にひとつだけのオーダーメイドスーツを作りあげることが可能です。こうして仕立てられたスーツは誰が見ても目を引くものであり、着用している人の魅力や信頼感をワンランクもツーランクも引き上げてくれることでしょう。

ビスポークシューズ（靴）

できるビジネスマンは足元にこだわる

オシャレは足元からと言われるように、ファッションにこだわる人は靴への意識も高めです。ハイブランドの靴を選ぶのも良いですが、靴にこだわる人が最終的に行き着く場所のひとつはビスポークシューズであると言われています。ビスポークとはオーダーメイドと同義で、ビスポークシューズとは型から製作する靴のことを指します。職人がひとつひとつ作り上げるため、入手するまでに時間もお金もかかるものですが、既製品にはない魅力がビスポークシューズにはあるのです。

ビスポークシューズ製作は、その人の足に合わせた木型を作ることから始まります。採寸したデータをもとに木型を作り、納得のいく形になるよう数ミリ単位で微調整。それから簡易的な靴を作って試着してもらい、さらに微調整を繰り返します。この木型を使って製作されたシューズは、当然ながら足にジャストフィット。自分の足に合った靴は立ち姿を美しく見せてくれるだけでなく、歩行や立位における足の負担を軽減する効果も期待できます。

また、ビスポークシューズでは自分ならではのこだわりを反映することができます。靴は、使用する素材・デザイン・パーツなど、さまざまな要素を組み合わせてできているものですが、そのひとつひとつにこだわれるのがビスポークシューズの魅力。こだわりにこだわり抜いて完成した1足は世界にひとつだけの靴であり、あなたのビジネスマンとしての信頼感を見事に引き上げてくれることでしょう。

成功者に必要な
出版ブランディングに
ついてチェック

腕時計

経営者・芸能人・一流のアスリートなど、さまざまな世界で成功している人の多くは高級腕時計を愛用しています。時間を知るだけであれば、今ならスマートフォンなどでも事足りるでしょうが、彼らにとって腕時計は時間を知るための道具ではありません。身に着けている人のステータスや能力を示すためのアイテムでもあるのです。

高級腕時計といえば世界的に有名なブランドも多いですが、フルオーダーメイドでデザインから起こすことも可能です。メーカーのコンシェルジュとデザイナーが好みやこだわりをヒアリングし、デザイン画を起こし、ニーズに合わせて細かくディテールを調整。腕時計のケースはもちろん、文字盤・針・リューズ・ベルト・バックルといった部品までこだわり抜いてオーダーできます。自身の生き方や思い、ビジネススタイルなどをデザインに反映させるのも楽しみのひとつでしょう。

こうしてできたフルオーダーメイドの腕時計は、世界にひとつだけのものです。ロレックスなどと違って資産価値はそれほど高くないかもしれませんが、こういった部分にこだわってお金をかけられるというのも、豊かさの証のひとつではないでしょうか。

車

富裕層ならではの醍醐味、車のオーダーメイド

富裕層と呼ばれる人の多くがお金をかけている車。世界にはさまざまな高級車が存在しますが、その中でもとびきりの贅沢を味わえるのが高級車のオーダーメイドです。

そのひとつが、高級車の代名詞ともいえるロールスロイスのビスポーク・オーダーです。ロールスロイスでは、1904年の設立からエンジン・シャシーという基本コンポーネントを顧客に提供。コーチビルダー（架装業者）と共に、オーナーの趣向に合わせてボディを専用で製作していたという歴史を持っています。このスタイルは今も健在であり、ロールスロイスのほとんどの顧客はビスポーク・オーダーを発注しているのです。

では、ロールスロイスのビスポーク・オーダーとはどういったサービスなのでしょうか。たとえば、オーナーが日常的に触れることになるインテリアに用いられる化粧板は、その組み合わせが約2万通り。その他にも、レザーの種類や色合い、インパネとの組み合わせなどについても、オーナーのセンスで自由に決めることができるのです。ボディカラーも最大4万4千色が用意されており、すべてにおいてオーナーの好みに応えてくれるのがロールスロイスのビスポーク・オーダーなのです。

BMWのオーダーメイドプログラム

高級車でありながら、スポーティーかつカジュアルなイメージで人気のあるドイツのBMW。このBMWには、カスタマーと共に特別な1台を作り上げるオーダーメイドプログラム「BMW Individual」が用意されています。

BMW Individualでは、100種類以上のボディカラー、マット・メタリックといった塗装の種類はもちろん、BMWキドニー・グリル、ハンドルのインレイといった細かなディテールについても個別にカスタム。豊富に用意された選択肢から好みのものを厳選し、自分だけの1台を作り上げることができるのです。

さらに、BMWではその上のグレードとして「BMW Individual Manufaktur」を提供。インテリアからボディまでドイツの職人がひとつひとつ仕立て上げるオーダーメイドで、ブランドの理念や法的な規制に反していない限り、どんなリクエストにも応えてくれる最高級のサービスです。

本の出版とは
「名刺代わりになるもの」を読む

本

無形のものを有形にして残せる至高のオーダーメイド

ビジネスをさらに飛躍させたい経営者や、自身の知名度を高めたい富裕層などに注目されているのが、本の出版です。彼らが利用しているのはブランディング出版とも呼ばれるサービスで、完全オーダーメイドの出版を実現してくれます。

お金を払って本を出してもらうのだから自費出版では？と思われるかもしれませんが、出版ブランディングが手がける本は出版社を通す商業出版。全国の書店に陳列され、特設コーナーなどのプロモーションも行われるものです。本づくりを担当するのは、出版業界を熟知したプロデューサー・編集者・ライター・デザイナーといった一流のプロフェッショナル。本にしたい内容をインタビュー形式で答えるだけで、1冊の本に仕立ててくれるのです。

ビジネスや生き方、自身の思いや経験などを形にできる「本」。無形のものを有形にして残すというこの出版という取り組みは、至高のオーダーメイドといっても過言ではないでしょう。